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機器更新に伴い平成20年12月18日より最新の核医学診断装置(SPECT・CT)を導入し、運用を開始しました。(山形県内第1号機、東北では3号機、設置時)。従来の核医学画像は特異性にすぐれるが位置の情報に乏しい欠点がありました。そこで核医学イメージング装置(SPECT装置)に位置情報に優れるX線CTを搭載したSPECT・CTが開発されました。特徴としては、核医学診断装置にX線CTを搭載しているため、核医学画像にCT画像を重ね合わせることができようになりました。例えば、腫瘍シンチ(図1)、骨シンチ(図2)にCT画像を重ね合わせることができるので、異常集積の位置確認(赤くなっている部位)がより容易に出来るようになりました。
また、副甲状腺腫の過形成部位(図3)や、脳血流低下領域(図4)、肺血流低下領(図5)の把握等、より正確な位置情報の把握が可能な検査が出来るようになりました。CT検査の追加により従来の核医学検査に比較し被ばく量の増加が懸念されますが、当装置による被ばく量は他機種の3分の1以下となっております。